多くの成人女性の悩みである“冷え性”

前回のコラムでは、冷え性のタイプチェックを行ない、特徴や原因について記載させて頂きました。

前回のコラムをご覧になっていない方は、

女性の悩みで多い”冷え性”!冷え性のタイプチェックを行なって、原因と特徴を知ろう!

をご覧いただいてから本コラムをお読み頂けると、分かりやすいかと思います。

本コラムでは、タイプ別の改解決方法と全ての冷え性に効果的な解決方法をお伝えできればと思います。

タイプ別解決方法

A.手足の末端が冷えるタイプ

手足の冷え性改善には、ふくらはぎや足指を動かして血流を改善させることが効果的です。

【解決エクササイズ】

足の血流改善エクササイズ!仰向けふくらはぎほぐし

 

足指を自由自在に動かして血流アップ!足指グーチョキパー

他にも、無理なダイエットは行わず、適度な運動、適切な食事、良質な睡眠を心がけましょう。

また、腹巻などでお腹を温めて体全体に熱が行き渡るようにしてみるのも試してみてください。

〈解決策〉

  • ウォーキングや筋トレを頑張る
  • 全身のストレッチ
  • 湯船につかる。足湯や手浴もおすすめ
  • 夜更かしはしないようにする
  • パソコンやスマホで目を酷使しないよう注意

B.下半身が冷えるタイプ

下半身の冷えが辛い人は、常に正しい姿勢を意識したり、下半身のストレッチや筋トレなどを積極的に行うことが良いでしょう。

特にお尻やもも裏は硬くなりやすいので、ほぐしたりストレッチすることを普段の生活の中に意識して取り入れてみてくださいね!

【解決エクササイズ】

お尻を徹底的にほぐす!お尻テニスボールほぐし

 

お尻筋に効果的なストレッチ!お尻ストレッチ level2

他にも半身浴などで代謝を良くするのもGOOD!

〈解決策〉

  • 深呼吸
  • 足湯、下半身浴で下半身を温める。岩盤浴もおすすめ
  • 下半身のストレッチ
  • スクワットなどで下半身の筋肉を強化する
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 口が渇いたり顔が熱くても、水分のとり過ぎやきつい冷房に注意
  • 冷飲・冷食、甘いもの、高脂肪のものを控える

C.内臓が冷えるタイプ

内臓など、体の芯から冷えるタイプの人は、内臓と連結している背中の筋肉をほぐして内臓機能を高めることで、体全体の冷えにアプローチすることができます。

内臓と冷え性ってどんな関係があるの?と思った方は、こちらもチェック!

【解決エクササイズ】

背中のコリを徹底的にほぐす!テニスボール背中ほぐし

背中のコリを芯から撃退!四つ這いツイストストレッチ

他にも、内臓の働きを良くして血行促進してくれる生姜などの体を温める食べ物を摂ることで、内臓の冷えを予防し改善することができます!

〈解決策〉

  • 腹部やみぞおちを腹巻きやカイロで温める
  • 内臓をほぐす
  • 深呼吸
  • 背骨・骨盤・股関節のストレッチ
  • 背中のコリをほぐす
  • 温かい食べ物をとる(生姜やネギ)
  • 冷飲・冷食を避ける

D.全身が冷えるタイプ

肩甲骨や股関節を動かして体温を上げましょう!

特に肩甲骨は代謝と関係すると言われる褐色脂肪細胞が多く分布します。デスクワークなどを仕事にしている人は特に、普段から積極的に動かしましょう!

【解決エクササイズ】

 代謝アップの秘訣は肩甲骨にあり!胸張り肩甲骨ストレッチ level2

股関節の動きを良くする!座位四股ストレッチ

 

他にも、基礎代謝を上げるために規則正しい生活を心がけることが大切です。

〈解決策〉

  • 睡眠を十分にとり、休息する
  • 軽めの有酸素運動、ウォーキング、ストレッチ
  • 腹巻き、レッグウォーマー、スカーフは必須
  • 冷飲・冷食を避け、温かく消化の良いものを腹八分目で食べる
  • バランスの良い和食がおすすめ。雑穀、イモ、キノコ、たんぱく質(魚・肉)も忘れずに
  • 生姜やネギなどの身体を温める食品を積極的に摂る

すべての冷え性に共通して効果的な改善方法

入浴・半身浴

シャワーではなく、お風呂につかって身体を温めるのが冷え性改善に最も良い方法のひとつです。

37℃~40℃くらいのぬるめのお湯に入浴しましょう。

じんわり汗をかくくらいまで、少し長めにお湯につかると良いでしょう。

副交感神経が働いて血管が拡がり、血行が良くなります。リラックスして身体の芯から温めましょう。

適度な運動

血液の流れを良くするためには新陳代謝を促進することが大切です。

新陳代謝を促進するのに最も効果があるのが”運動”です。

ハードなスポーツやトレーニングではなく、軽いウォーキングやジョギングなどでも大丈夫です。

毎日の生活の中で、少し歩く量を増やしたり、仕事や家事の合間に簡単なストレッチをするだけでも十分です。

特に、就寝前の軽めのストレッチは、血行が良くなって体温が上がり、ぐっすりと眠ることができるでしょう。

普段の生活で少し身体を動かすことを意識しながら生活してみて下さい。

食べ物

身体を温める食べ物を取り入れて、血液循環を良くして、冷えを改善していきましょう。

◆身体を温める食べ物:生姜、ネギ、にんにく、ごぼうなどの根菜類。寒い土地で採れる野菜に多い。胡麻、黒豆、あずきなどの黒い物。紅茶、ほうじ茶、烏龍茶、ココア、生姜湯。

◆身体を冷やす食べ物:トマトやきゅうりなど暑い土地で採れる野菜。土から上に実がなるもの。生で食べられる野菜。砂糖や合成甘味料などの白い物、水っぽいもの。スナック菓子、チョコレートなど。コーヒー、緑茶、ジュース、水、牛乳。

◆身体を温めも冷やしもしない食べ物:これらの食材は主食として適していると言えます。玄米、むぎなど。

冷え性だからと言って、身体を温める食べ物だけを食べれば良いというわけではありません。大切なのはバランスの良い食事!

身体を冷やす食べ物を摂る場合には、生で食べるよりスープやみそ汁に入れるなどして加熱して食べることをおすすめします。

身体の温めポイント

血管が表面に出ている、首元や太もも、膝の裏、内くるぶしなどを温めることで、体温が上昇しやすく、免疫力が高まります。

耳や足の指、裏などのツボをマッサージするのも効果的!

まとめ

いかがでしたか?

あき星では、冷え性をメディカルとフィジカルの観点から、冷え性の原因と特徴を多角的に捉え、目の前の症状だけではなく、根本的に改善していく方法を導き出し、あなたのお身体に合わせたサービスを展開させて頂いております。

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冷え性で悩まれている方は、ぜひご相談ください。