手軽に遊べて、子どもたちに大人気のボール⚾⚽
ボールを使った「投げる」「蹴る」などの遊びを通して、子どもたちは、球技で必要となってくるボールを操作する力を身に付けていきます。
今回のコラムでは、梅雨や夏休みなど、家にいる時間が多くなる時期に実践していただきたい、
「おうちで出来る!ボール遊び運動」について、ご紹介させていただきます。
「ボールを操作する力・投げる力」の能力獲得は幼児期から始まります
あき星では、子どもの発育と発達の観点を踏まえ、子どもたちが年齢別に獲得したい「能力」を定めています。
4歳から5歳までに獲得したい能力に「物体操作性」「投力」がありますが、これがボールを投げたり、蹴ったりする上で重要な能力となってきます。
また、ボールをキャッチしたり、蹴る際に必要な「距離感」なども、この時期に身についていくことが分かるかと思います。
上記のことから、4歳から5歳の時期は、積極的にボールを使った遊びを取り入れるようにしていきましょう。
ただし、獲得時期を過ぎてしまってもご心配なさらないでください!
3歳~8歳の間は、「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる運動神経が著しく発達しやすい時期になります。
多少、ボール遊びを経験する時期が前後しても、能力の獲得は十分に行えます。
プレ・ゴールデンエイジについては、下記のコラムで詳しくご紹介しております。
「プレ・ゴールデンエイジ」は3歳から8歳までの過ごし方で決まる!遊ぶことで子どもは成長します!
今回のコラムと合わせてお読みいただくことで、幼児期の遊びの重要性について、知っていただけるのではないかと思います。
ボール遊びはコミュニケーション力を成長させる
キャッチボールを行う際などに、子どもたちは、どうすれば相手が取りやすいかを考えることで、相手の立場に立つことを覚えていきます。
また、大人数で行う遊びや球技では、お互いに教え合ったり、励ましあったりと、仲間と協力することを覚えていくことが出来るようになります。
ボール遊び運動を通じて、子どもたちには協調性が生まれ、上手にコミュニケーションが取れるようになっていくのです。
ひろ先生と一緒に遊ぼう!「幼児期・児童期」のボール遊び運動
ボール1個あれば、おうちで行えるボール遊び運動を幼児期と児童期(低学年向け)に分けて、動画で分かりやすくご紹介します。
一緒にあそぼっ♪親子ボール遊び運動
親子で出来るボール遊び運動を多数、ご紹介しております。
ボールに慣れる遊びから、ゲーム感覚で出来る遊びなど、3歳からでも十分楽しめる内容となっておりますので、
ぜひ!動画を観ながらお子さんと遊んでみてください♪
あき星遊トレ塾 -ボール遊び運動編-
「どう投げれば狙ったところにボールが飛ぶのか?」「ボールの強さは?」などを考えながら行うことで、ボールの操作能力の獲得を目指します。
楽しいボール遊び運動を行っていきましょう♪
今回の動画以外にも、あき星おうちフィットネスでは、子どもたちの運動神経や運動能力を育む動画を毎週投稿しております!
お時間のあるときに観ていただけると幸いです。
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種類が豊富なボール遊び運動
ボール遊び運動の大きな特徴は、ボール1個で、何十通り以上の遊びが出来ることです。
また、ボールの数や人の数を増やすことで、その遊びの数は更に増えていきます。
ほんの少しではありますが、動画ではご紹介していない、遊びを紹介していきたいと思います♪
Ⅰ‐1.ボールつき
【遊び方】
バスケットボールのドリブルのように、手でボールをついて遊びます。
「3回ついてみよう!」など回数にチャレンジしてみるのも楽しいですよ♪
目標回数を達成出来たら褒める、失敗したら励ますなど、しっかりと声掛けをしてあげることで、子どもたちは更に「やる気」になります。
【遊びを発展させよう】
- 使用する手を変える
- 両手交互に行う
- ボールを2個同時につく
など、ルールを変えて行うことで、子どもたちの飽きを防ぐことが出来ます。
Ⅰ‐2.ペットボトルボーリング
【遊び方】
空ペットボトルを様々な形に並べて、ボールを転がして倒しましょう。
この遊びは何歳でも楽しめるためおすすめです!
【遊びを発展させよう】
- ペットボトルに水を入れて倒れにくくする
- 投げて倒す
- 足でボールを蹴って、ペットボトルを倒す
など、ボールの転がし方、ペットボトルへの当て方を変えることで、様々な遊び方が可能となってきます。
Ⅰ‐3.バクダンゲーム
【遊び方】
安全面を考慮して、新聞紙を丸めてボールをたくさん作りましょう。
(※ボールは、たくさんあればあるほど楽しいです。)
次に、縄跳びや紐を使用して、真ん中の線を決めます。
自陣の新聞ボールを拾って、どんどん相手の陣地に投げ入れましょう!
制限時間を決めておき、終了時に陣地にボールが少ないほうが勝ちです。
【遊びを発展させよう】
投げる手を変えることで、遊びながら、苦手な方の手も投げる動作を身に付けることができます。
最後に
いかがでしたか?
今回のコラムでは、幼児期から児童期に向けたボール遊び運動のご紹介でしたが、実際にボール遊び運動は、0歳から行えるものといわれています。
それについては、また別のコラムでお話できたらと思っておりますので、また次回のコラムもお読みいただると幸いです。
また、あき星では、出張型「子ども運動指導/遊び」のサービスを行っております。
本日のコラムでご紹介した「年齢別獲得能力」を用いて、目の前の子どもたちに必要な能力の獲得をあき星独自の理論で、楽しく指導させていただきます♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。