最近胃の調子が悪く、ご飯を食べると違和感があるという方!
最近の生活の中で変わったとこはありませんか?
胃の不調の原因は様々で、食べ過ぎや日常生活が変化によるストレスでも起こることがあり、非常に繊細な部分なのです。
そのため、胃痛になる原因が分からず同じ生活していると、なかなか良くならず、身体に負担をかけ続けてしまう事もあります。
気になる胃痛の症状が少しでも改善していただけるように、今回は胃痛の原因とその対策方法をお伝えしていきます。
一緒に胃痛の原因を探していきましょう!
知っておきたい!胃の働き
胃の主な働きは、食べた物をとにかく溶かすこと!
胃で食べ物を溶かすために、「胃酸」が使われますが、実はこの胃酸、鉄をも溶かしてしまう強力な酸なのです!
「強い酸は胃を溶かさないの?」と疑問に感じる方も多いかと思います。
でも大丈夫!
胃の中では「胃粘液」というバリアが胃の内側にあるため、胃は胃酸によって溶けずに、食べた物だけを溶かすことができるのです。
胃の働きを調整するのは自律神経!
食べた物を消化する「胃酸」とバリアの働きをする「胃粘液」この2つは、自律神経によって、量が調整されています。
自律神経は、
身体を動かすときに働く時 ・・・交感神経
身体がリラックスしている時・・・副交感神経
に分けられており、必要に応じてそれぞれが働きを強めます。
胃酸と胃粘膜は、リラックスした副交感神経の働きが強まった時に作り出されており、しっかりご飯を食べた後に急に眠くなるのも、食べ物を消化しようと副交感神経の働きが強まるからだと言われています。
自律神経が正常に働くことで、正常に消化ができているのです。
自律神経の働きに関して自律神経の乱れが引き起こす自律神経失調症とは?自律神経を整える三つのポイントをご参照ください。
胃の調子を悪くする要因
自律神経のバランスが崩れたり、胃の中が自律神経では調整しきれない状態になったときに胃に負担が掛かり、調子を悪くしやすくなります。
胃の調子を悪くする原因を大きく3つに分けご紹介させていただきます。
①ストレス
ストレスは自律神経の働きを乱す大きな原因となります。
ストレスを感じていると胃が痛くなるという話を聞いたり、実際に経験をしたりしたことがあるのではないでしょうか?
不安や苛立ち、痛みなどのストレスを強く感じている状態が続くと、交感神経が働きっぱなしになり、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなってしまいます。
胃粘膜のバリアは、リラックスして副交感神経が働いている時にじっくり作られるため、ストレスを強く感じ続けている状態の時は、胃のバリアが十分に作られていない状態になりやすいのです。
一方、胃酸は食べ物が来た時にしっかり溶かす必要があるため、自律神経のバランスが崩れていても、隙を見てたくさん出せるようになっています。
この状態の差が常に起こることで、胃酸に対し、少ない胃粘液のバリアでは耐えきれなくなり、胃を傷つけてしまうのです。
②食べ過ぎ
食べ過ぎも胃が痛くなってしまう原因のひとつです。
胃酸は、リラックスした副交感神経が働いている時以外にも、食べ物が胃の中に入った時にも出されます。
食べる量が適量であれば、適度な胃酸が出され胃に負担が掛かることはありませんが、食べ過ぎて胃がパンパンになった状態になると、普通の胃酸の量では全然足りないため、大量の胃酸を出し始めます。
また、食べ物を溶かすのにも時間が掛かり、その間も胃酸が分泌され続けるため、バリアである胃粘膜は耐え切れず破壊され、胃を傷つけてしまいやすい状態となるのです。
さらに!
食べ物が十分溶かされていない状態で腸に行くため、腸でもうまく吸収しきれずにお腹を壊してしまう事もあります。
③アルコールの摂取
「飲み過ぎで、翌日胃が痛い…」といった経験は無いでしょうか?
アルコールは消毒にも使われているほど強力なもので、胃の中に入ると、バリアである胃粘液を破壊して剥がれ落としてしまうのです。
結果、胃酸が直接胃に当たるようになり、胃を傷つけ痛みが出るようになります。
そのため、飲み過ぎた翌日に胃の痛みを感じるのです。
胃への負担が大きい方は、気持ち悪くて吐いた時に血が出るという方もいます。
胃の不調は背中のコリにも影響!?
胃の不調が続くと、胃の周辺の筋肉にも影響を出し始めます。
胃と背中周辺にある筋肉は神経を介して繋がりがあり、互いに影響し合うため、胃を悪くすると裏側にある背中の筋肉にコリが出て硬くなることで、背中周辺の関節を動きにくくしてしまいます。
背中周辺には、関節がたくさんあり、一部の関節が硬くなると、全体の関節に負担が掛かりやすくなり、時には肩こりや腰痛などの離れた関節にも問題を引き起こす可能性があります。
皆さん胃の調子を悪くして、背中まで硬くなっていませんか?
胃の調子を改善するセルフケア!
胃に影響を与えやすいストレスと食事に関して、効果的な解決方法を2つ紹介していきます。
1.始めてみよう!1日1kmの散歩でストレス解消!
現在何も運動していないという方におすすめなのが散歩!
何もしていない人と比べ、1日に10分以上歩いている人は、ポジティブな気分が上昇しやすくなると言われており、歩く距離にして約1㎞程度なため、運動に苦手意識を感じる人でも比較的やりやすいのではないかと思います。
また、適度な運動は脳や全身の血行を良くするため、集中力の増加や疲労回復の効果もあるのです。
さらに!
公園などの自然がある空間での散歩は、散歩の効果がより高まるとされているため、家の近所に自然がある場合は、是非散歩コースにしてみて下さい♪
2.食事は油物を控えて腹8分目!
胃は脂質を消化するのが得意ではなく、消化に時間が掛かってしまいます。
そのため、揚げ物や油の多い肉などを食べると胃に負担をかけやすくなってしまうため、少し控えていただき、どうしても肉が食べたいという方は、比較的消化しやすい赤身の肉や鶏肉にしてみましょう。
その中で、一度の食事を腹8分目で抑えてもらうことで、胃への負担を減らすことができますが、毎日お腹いっぱいに食べていた生活から、いきなり変えるのは難しいかと思います。
そこでオススメの方法が、少しだけ時間をかけて食べる事です。
食事を食べ始めて満足感を感じるのは、食事開始より20分後で、その時間以内はなかなか食欲が収まりません。
毎回20分の時間をかけて食べるのは難しい方もいると思いうので、テレビを見ながらや誰かと会話しながら食べている時など、20分以上の時間が取れる時に実施してみてください。
さいごに
日常生活のなかで様々な理由で起こる胃痛ですが、身体に様々な問題を起こす要因となる可能性も知っていただけたかと思います。
胃の働きと、なぜ痛くなるのかという理由を知っていただき、その解決策をお伝えさせていただきました。
あき星では「自律神経の働き」を数値化する機械を導入しております。
数値化することで現在の状況が分かり、状況に合わせた最善の対処法ができますので、是非受けて頂きたいと思います。
また、サービス前後に数値を測定することで効果があるかないかをリアルタイムで分かることも魅力的だと感じています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。