背骨のS字カーブ機能の進化は乳幼児の発達には欠かせません。
新生児は、背骨のカーブは1つであり発達していくにつれ、背骨のカーブも増えていきます。
産後すぐの新生児では背骨もC字カーブで彎曲は1つしかありません。
首すわりの時期である3か月前後に首の前カーブが発達し、立って歩く時期には(一歳前後)腰の前カーブが発達してきます。
その後は徐々にS字カーブへと確立されていくのです。
ヒトは様々な動作を獲得するために、背骨の機能を発達させていきます。
難易度が高い歩く動作や走る動作を十分に行えるようになるには、背骨のS字カーブが機能していなければなりません。
腰の発達は歩くために欠かせないもの!
ちなみにヒトと類人猿との決定的な違いは“腰骨の前カーブの有無”です。
ある方から、お猿が歩くためには腰骨の前カーブを作る必要があるとお聞きしました。
確かに芸をするお猿は二足で歩くことができます。
お猿が二足で歩くためには特殊な体操やトレーニングを行い、腰骨の前カーブを作っているとのことです。
それを聞いた私は、「なるほど!」と腑に落ちたのを今でも覚えています。
つまり、歩いたり、走ったりを不自由なく行うためには、腰の機能を落とさないことが大切です。
もし、腰痛や腰の違和感がある方々は歩いたり、走ったり、スポーツをすることが徐々にできなくなるかもしれません。
あるいは、腰の機能の影響で満足に歩いたり、走ったり、スポーツをすることができていないかもしれません。
そんなあなたに、腰骨の機能を向上させるオススメのトレーニングをご紹介します。
姿勢改善エクササイズ
【キャット&ドッグ 背骨Ver】
【キャット&ドッグ 骨盤-腰椎Ver】
自分の身体に合わせ、ご無理のない範囲で行なってみてください。
上手くできない場合は、ご相談をいただければお返事いたします。
さいごに
あき星では、姿勢改善を理学療法士や姿勢診断士などの観点から原因を導き出し、あなたのお身体に合わせたサービスを展開させて頂いております。
姿勢の悪さで悩まれている方は、ぜひご相談ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。