私が運動指導している子どもたちの中には、
「いたたた…」,「痛い!もう無理ー。」
ストレッチのときに大きな悲鳴を上げる子どもたちがたくさんいます。
お子さんはどうでしょうか?
ストレッチを行う重要性として、代表的なものに“怪我の予防”が挙げられます。
日々のストレッチによって予防できる怪我はたくさんあります!
今回の記事を通して、これから子どもたちがストレッチを始めるきっかけになればと思います。
身体が硬い子が増えている?その原因は?
カラダが硬い子どもたちが増えている。
その大きな原因は、“子どもたちの運動不足”にあります!
最近の子どもたちは、ゲームやスマートフォンなどの普及により、身体を動かして外で遊ぶ機会が減少してきていると言われています。
下の図をご覧ください。
(引用:子どものネット利用、スマホ普及で長時間化-小学生も2時間に迫る)
これは、内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」です。2018年度のネット利用率において小学生の1日の利用時間は、1時間58分に達しています。
(引用:「1日3時間以上」が2割 : 子どものゲーム依存深刻)
このデータからも子どもたちが1日にどのくらいゲームに時間を費やしているかがお分かりになるかと思います。
ゲーム機やスマートフォンを使用する際に画面を見続ける姿勢を長時間続けると血行が悪くなり、全身の筋肉が凝り固まってしまいます。
また、ストレスを溜めやすい子どもも、身体が硬くなる場合が多いです。
子どもだからこそ、ストレッチは重要なトレーニング
使われない筋肉は硬直していくと言われています!
「まだ、子どもだから大丈夫だろう…」
そんなことはありません!
なぜなら、人の身体というのは、3歳、4歳のころから硬くなり始めるからです。
子どもでも、動かしていない筋肉はどんどん硬くなっていくのです。
普段からストレッチを行い、身体が硬くなるのを防ぎましょう。
ストレッチには柔軟性を向上させる効果だけでありません。
ストレッチの効果について簡単におさらいをしてみましょう!
ストレッチによって得られる様々な効果
①怪我予防
身体の柔軟性がないと、身体を痛めてしまう原因となります。
②パフォーマンスアップ
柔軟性があると自分の身体を動かせる範囲が広くなります。
怪我なく成長するためには、カラダを柔らかい状態に保っておくことは、とても大切なことです。
③姿勢改善
姿勢不良は筋肉が凝り固まることで引き起こります。
ゲームやスマホの画面などを見続けるうちに知らぬ間に顔や肩が前に傾き、その結果”猫背”になりやすいのです。
④疲れにくい身体をつくる
ストレッチをしていることで疲れにくい、疲労回復しやすい身体づくりが行えます。
全身の筋肉は血液を流す為のポンプの役割をしています。
そのポンプが硬いと血管が狭く縮まりポンプとしての働きが弱くなってしまいます。
その結果、血流が悪くなり、疲労回復の為の酸素や栄養素が届かなくなってしまうと言われています。
ストレッチを行うことで血流を良くすることができます。
⑤リラックスできる
ストレッチには副交感神経を優位にする働きがあり、リラックス効果が期待できます。
すぐに寝付けない子どもたちは、寝る前にストレッチをすることで、睡眠不足も解消できるかも知れません。
⑥腰痛や肩こりになりにくい
身体が柔らかくなると血流が良くなり、腰痛や肩こりが軽減します。
柔軟性チェックをしてみましょう
次はあき星オリジナル身体硬さチェックを行っていきましょう!
子どもの運動遊びやトレーニングで必ず行う一部をご紹介します。
体幹伸展テスト
しゃがみ込みテスト
前後左右開脚テスト
おわりに
今回の記事では、身体が硬くなる要因についてやストレッチの重要性についてご紹介してきました。
身体の柔軟性は、アスリートだけに求められるものではなく、健康づくりにも必要な要素です!
“うちの子、カラダが硬いな?”と思ったら親子でストレッチを始めてみてください♪
あき星では、オリジナル身体チェックを用いて、目の前の子どもたちに何が必要かを見極め、能力の向上に繋げます!
「楽しみながら能力の向上が出来る!」そんな、あき星のサービスを体験してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。