「睡眠」を知ることで、“身体”を良い方向へと導くことが出来る!

きちんとした睡眠を取ることは、“疲労回復”、“寿命を延ばす”、“記憶力を向上させる”ことに繋がり、また、睡眠は、“免疫力”とも大きな関りを持っています。

“免疫力”を高めたい今の時期!

睡眠の大切さを知り、今日から「睡眠」の習慣を変えていきましょう♪

理想の睡眠時間を知って、きちんとした睡眠をとりましょう

毎日、お子さんは、どれくらいの時間寝ていますか?

夜遅くまで、TVやゲーム、スマホなどで遊んでいませんか?

ご家庭によっては、学校や塾の宿題などもあったりと、今の子どもたちの睡眠時間は削られがちだと言われています。

まずは、子どもたちに必要だとされている睡眠時間を見てみましょう。

理想の睡眠時間は、年齢によって違う!

子どもに必要な睡眠時間は下の表の通りです。

図1(引用:ねむりくらし研究所「学力にも大きく影響する子供の睡眠不足子供の成長に必要な睡眠時間はどれくらい?」

この睡眠時間は、成人になってくると、25歳で約7時間、45歳ごろで約6.5時間、65歳を超えると約6時間とされています。

正しい睡眠時間を確保するためには、“ご飯を食べる時間”や“宿題をする時間”など、ある程度、決まった「生活リズム」を決めることも必要となってくるかもしれませんね。

きちんとした「睡眠」をとることの重要性を知る!

睡眠不足は、“成長の遅れ”や“食欲不振”、“集中力の低下”などのマイナス要因を子どもたちにもたらします。

また、睡眠不足は、“肥満”の原因になるとも言われており、これは、大人も同じです。

大人であれば、その他に、“糖尿病”、“高血圧”、“認知症”に繋がる恐れがあります。

きちんとした、「睡眠習慣」をご家庭で、親子で作ることが大切です。

睡眠は免疫力に大きな関りを持っています!

人類が持つ最大の防御“免疫力”!

この、“免疫力”をコントロールしているのが、「睡眠」であるとされており、慢性的な“睡眠不足”や“睡眠リズムの乱れ”によって、“免疫力”が低下することは、既に様々な研究で明らかにされています。

免疫力が低下するとどうなるのか?

“免疫力”は、病気から体を守る抵抗力だと言えます。

“免疫”とは、病原菌やウイルスなどの外敵の侵入から体を守ったり、 体内で発生した人体に害をもたらす細胞を除去する自己防衛機能のことです。

“免疫力”が低下すると、風邪やインフルエンザ、最近だとコロナウイルスなどの感染症にかかりやすくなったりします。

また、免疫力がどんどん低下していくと、「がん」などの重い病気を発症するリスクも増えるとされています。

良い睡眠をとって“免疫力”を高めましょう!

良い睡眠というのは、“質が高い”ということです!

“質の高い睡眠”をとるために、普段の生活を見つめなおしてみませんか?

①朝起きて、太陽の光を浴びる

光が目に入ってから、約14時間〜16時間後に、睡眠ホルモンと言われている、「メラトニン」が発生するといわれています。

言わば、体内でタイマーがセットされるということです。

曇りや雨の日でも十分な光量があるとされているため、天候に関わらず、朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びるようにしましょう。

②お風呂に入ってリラックス

お風呂には、リラックス効果があります。

入浴は、15分ほど湯船に浸かり、身体の中の体温をしっかりと上げることが重要であり、お風呂から上がってから、時間をかけて身体の中の熱を放散させましょう。

その結果、寝つきを良くし、深い睡眠を得る効果があります。

熱を放散させるまでに、約90分前程かかると言われているため、睡眠の90分前までには入浴することをオススメします!

③スマートフォンやパソコンを寝る前に見ない

スマートフォンなどから出ている、「ブルーライト」これが目に入ると、脳が日中であると判断し、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が始まりません。

寝る前にスマートフォンなど、強い光を見てしまうと、なかなか寝付けず、結果として睡眠の質の低下を招いてしまうのです。

最後に

“睡眠”の重要性と“免疫力”との関係について、お伝えしてきましたが、今回のコラムを通して、「睡眠時間が足りていないことを知れた」であったり、「生活のリズムを見直そう」と思っていただけたら幸いです。

「いきなり生活の習慣を変えられるか不安」だという親御さんも“少しずつからで大丈夫です!”

習慣を変えようとすることが、第一歩!

お子さんと親御さんの生活習慣を良い習慣へ一緒に変えていきましょう。

あき星では、コラムなどを通して、運動以外の観点からも子どもたちのサポートをさせていただきます。

また、お子さんの発達や身体のことについて何かお悩みのことがあれば、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。