夏は、日焼けをしやすい季節!
「日焼け止めを塗っていたのに身体が焼けてしまった…」
皆さまも経験あるのではないでしょうか?
特に子どもの場合は、
- 大人よりも皮膚が弱く、刺激に敏感
- 紫外線の影響をとても受けやすい
- ダメージを蓄積しやすい
などの理由から、しっかりとした日焼け対策が必要となってきます。
また、子どもの頃に浴びてきた紫外線の量が多いほど、将来の健康に悪影響が起こるといわれており、
大人になってから皮膚がんや白内障などの病気にかかるリスクが高いとされているため、十分に気をつけましょう。
今回のコラムは、今日から行う日焼け対策&日焼けしてしまったときのアフターフォローについてお伝えしていきます。
子どもだけでなく、大人の方にも役立てる内容となっております♪
日焼け=やけど?
日焼けは、「日光皮膚炎」という太陽光による「やけど」であると医学的には言われています。
日光皮膚炎は、日焼けをはじめとする、日光に含まれる紫外線を浴びることで、肌が炎症をおこす病気のことです。
強い紫外線を浴びると、皮膚はいったん赤くなり、それから黒くなっていくのが一般的です。
しかし、色白の人が強い紫外線を浴びると、肌が熱傷のように水ぶくれを起こすこともあります。
下の図は、一般的な日焼けの仕方をタイプⅠからタイプⅢに分けたものです。
どのタイプに当てはまるでしょうか?
(引用:iniks皮膚医学スキンケア)
日焼けしにくい人こそ要注意!
皮膚はすぐ赤くなるが、黒くはならない人は、一見ダメージが少ないように見えます。
しかし、これはメラニンによって紫外線を防げていないため、きちんと紫外線対策をしないとシミやシワ、肌の老化などが進みやすく、皮膚がんのリスクも高くなるので注意が必要です。
この事柄を裏付けするものとして、環境省の「紫外線環境保健マニュアル」の方にも、皮膚がんに関しては、日本人をはじめ有色人種は白色人種に比べて紫外線の影響が少ないことがわかっています。
また、日本人でも色白で、日光にあたると赤くなりやすく、黒くなりにくい人は紫外線対策が必要と書かれています。
今日から始める日焼け対策
夏といえば、海やプールなど、お休みの日でも外に出て遊ぶ機会が増えてくるのではないかと思います。
日焼け止めなどの対策を始め、外出時の注意点を押さえ、敏感な子どもたちの肌を紫外線から守りましょう。
1.帽子を被る
ただ帽子を被るだけではなく、しっかりと日焼け対策のとれた帽子を被るようにしましょう。
帽子を選ぶ際のポイントをまとめました。
- つばが広い(7〜9cm以上)タイプ
- 光を通さない(目が細かい)、通気性の良い素材
- UV加工されているもの
2.紫外線が強い時間帯の外出を控える
気象庁が発表している観測データによると、夏場の時期は、10時から14時の間が紫外線の強い時間帯だとされているため、紫外線の強い時間帯の外出は控えることも一つの対策です。
反対に紫外線が少ない時間帯は、朝の7時ごろまでと夕方16時以降だとされています。
3.身体の中からも日焼け対策
肌だけでなく、体の内側から日焼けを起こりにくくすることも可能だといわれています。
たとえば、「食べる日焼け止め」の異名を持つトマト!
トマトなどに多く含まれているリコピンには、メラニン色素を抑える働きがあるとされています。
これからの時期に旬を迎えるため、スーパーなどで手軽に美味しいものが購入可能ですよ♪
その他にも、夏場に獲れる野菜には紫外線ケアに効果のある成分が多く含まているため、いんげんやピーマンなどの夏野菜を意識して摂るようにしていきましょう。
それでも日焼けしてしまったときの対処法は?
上記のような対策を行っていても、日焼けをしてしまうときはあります!
最初は痛みや腫れを感じなくても、まったくケアをしなければ症状は悪化する可能性があります。
前述の通り、日焼けは「やけど」と同じで、肌が炎症している状態であるため、アフターケアがとても重要です。
1.しっかりと冷やしましょう
日焼けややけど後の基本的な処置は「冷やす」ことです。
洗面器やバケツに水を入れ、少しずつ日焼けした部位を冷やしていきましょう。
保冷剤などがある場合は、ガーゼやハンカチなどで包んで保冷剤で冷やすのもGOOD!
顔や首元など、直接水をかけにくい部分に対してはタオルを濡らして冷やすのがオススメです。
2.「保湿」を忘れずに♪
日焼けの後は、肌は乾燥して水分が失わた状態となります。
そのため、保湿ケアに力を入れて、肌のうるおいを維持するようにしましょう。
3.日焼けした夜は早く寝る
早寝早起きなどの規則正しい生活は身体の回復や、成長ホルモンの分泌促進につながります。
日焼けが気になるときには、「肌のターンオーバー」を助けるために、規則正しい生活を心がけるようにしてください。
紫外線を浴びるメリットとは?
実は、紫外線は適度な量であれば、身体にとって良い影響を与えてくれるとされています。
(※夏場は、20分~30分で十分です。)
紫外線は、骨の発達に必要なビタミンDの生成を促進する働きや血液の循環を良くする効果などがあります。
紫外線の強い時間帯を避けるなどして、紫外線をうまく身体にとりいれるようにしましょう。
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