先日とある方から、
「ここ数日、胃が痛くて眠れないんです。病院に行って胃カメラで検査をしたけど特に問題なく、胃痛の原因は心因性だと言われました。でも痛いから、眠れなくて困ってるんです。」
と御相談がありました。
胃には器質的な問題はないけど症状として胃痛、胃もたれ、膨満感が出てくることって本当によくあります。
僕自身も中学生の頃から胃痛で悩まされていましたが、あるエクササイズを行うことで胃痛の悩みが極端に減りました。
胃痛の症状が出現したとしても、このエクササイズを行えばスッと症状が軽減していきます。
今回は胃のトラブルに対する対処法をご紹介できればと思います。
胃のトラブルは背中のコリと関係がある
ヒトの体は様々な組織で繋がり、関係を持っています。
胃痛などの症状で悩んでいる時、背中のハリを感じたことはありませんか?僕は背中のハリや背骨の動かしにくさをずっと感じていました。
最初は胃が痛いので前屈みになっている影響かな?と考えていたのですが、理学療法士の勉強をしていくうちに、背中のハリと背骨の動かしにくさの正体が分かってきたのです。
胃と背中の筋肉は自律神経で繋がっている
実は、胃と背中の筋肉は神経で繋がっています。これは、腸や心臓などの他の内臓も同じです。
これは「自律神経」という神経を介して繋がっています。
自律神経を一言でいうと、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。 自律神経は、すべての内臓、全身の血管や分泌腺を支配しています。
代表的な神経の名前として「交感神経:興奮・活動の神経」と「副交感神経:沈静・休息の神経」があります。※自律神経に対する細かい話は他のコラムで挙げますので割愛させていただきます。
背中の筋肉を緊張させる自律神経反射
自律神経の機能として、内臓と内臓をつなげたり、内臓と筋肉を繋いだりする機能があります。
これを専門用語では、「自律神経反射」と言い、「内臓-内臓反射」「内臓-体性反射」「体性-内臓反射」があります。
つまり、”内臓に負担がかかると繋がりのある筋肉は緊張したり”、逆に”内臓と繋がりがある筋肉が姿勢の影響などで緊張すると内臓へ負担をかけることになる”ということです。
今回のケースは“胃痛”です。つまり、胃のトラブルです。
胃は丸で囲った範囲の筋肉と繋がりがあり、緊張することが大いにあります。
胃痛の症状を軽減させたい時は背中のコリをほぐすべし!
つまり、丸で囲った範囲の筋肉をほぐすようなエクササイズを行えば、自律神経を介して胃の症状も緩和される可能性があるということです。
背中のコリを徹底的にほぐす!テニスボール背中ほぐし
気持ちよく背骨を動かす!背中反りストレッチ
背中のコリを芯から撃退!四つ這いツイストストレッチ
無理のない範囲でエクササイズを行ってみてください。背中のコリが影響していれば胃痛も緩和されるかもしれません。
※あくまで、胃の器質的なトラブルがない方が対象です。
さいごに
あき星では、内臓トラブルや自律神経失調症などに対して”ゆとり整体”というあき星オリジナルの整体を行なっており「自律神経の働き」を数値化する機械を導入しております。
自律神経を整え、自己治癒力を高めることで様々な不調が緩和されていきます。今回の胃痛というケースも適応されます。
数値化することで現在の状況が分かり、状況に合わせた最善の対処法ができますので、是非受けて頂きたいと思います。
今回のエクササイズを行なって少しは変わったけど違和感がある方、慢性的に胃痛で悩まされている方は根本からの改善が必要です。
自律神経を測りたい、ストレッチのやり方が分からない、不調解消のセッションを受けてみたい方は問い合わせフォームから無料相談を利用してください。
マルシェイベントにも出店していることがありますので自律神経測定を体験してみたい方は、あき星公式LINEの方から「マルシェに参加したい」とご連絡を頂ければ誰でも参加することができますので是非ご参加ください。
胃痛の苦しみは僕自身も経験者ですのでよく分かります。
胃痛から解放され、清々しい毎日を一緒に歩んでみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。