年末年始が近づくと多くなるのがお酒を飲む機会です。忘年会や新年会、お酒の席が急激に増えますよね。

お酒には「百薬の長」と言われるように、血管を広げて血液の流れを良くする作用やストレス解消などの効用があります。

しかし、大量の飲酒を続けると、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病に罹患するリスクが増加し、最悪の場合、肝臓や膵臓、心臓などの様々な臓器に病気を引き起こす原因となります。

特に、アルコールを分解する肝臓には大きなストレスとなり、アルコール性肝炎や肝硬変、肝癌へと進行するケースもあります。

本コラムでは、お酒の上手な飲み方と簡単な対処法、内臓疲労を解消させるエクササイズをご紹介致します。

お酒の上手な飲み方

お酒は「百薬の長」!

上手に飲むと体には良いものなのです。

適正な飲酒量

通常のアルコール代謝能を有する日本人において、適度な飲酒量は”1日平均純アルコール20g程度である。※女性や高齢者は半量

とされています。

個人差はありますので、これより少ない量でも身体に負担がかかる人もいます。

純アルコール20gの目安として、

  • ビール(中瓶500ml)アルコール度数5%:純アルコール量20g
  • 清酒(1合180ml)アルコール度数15%:純アルコール量22g
  • ウイスキー・ブランデー(ダブル60ml)アルコール度数43%:純アルコール量20g
  • 焼酎(100ml)アルコール度数25%:純アルコール量20g
  • ワイン(2杯240ml)アルコール度数12%:純アルコール量24g

いかがですか?毎日の飲酒量は適正飲酒量を超えていませんか?

少ないと思われた方もいると思いますが、将来の健康を考えて見直してみるのも良いかもしれません。

健康を守ってお酒を楽しむポイントと対処法

お酒を飲むのは楽しいですよね。

できたら生涯ずっとお酒を飲み続けたい方へ!健康に気をつけたお酒との付き合い方をマスターすることで生涯、楽しいお酒の時間を楽しむことができるかもしれません。

適量を守る

度数の高いお酒は薄めて少量飲むなど、適量を目安に飲みすぎないようにしましょう。

週に数日は休肝日

週に2.3日は肝臓を休ませてあげましょう。

食事と一緒にゆっくりと

空腹時に飲酒すると、アルコールの吸収が早くなり、酔いやすくなるため身体に負担がかかります。

定期的に健診を受ける

定期的に健診を受けて自分の健康状態や飲みすぎていないかチェックしましょう。

内臓疲労解消エクササイズ

適正な飲酒量を守りたいけど、忘年会や新年会でついつい飲み過ぎてしまうあなた!

食べ過ぎ、飲み過ぎは内臓に負担がかかり内臓疲労を引き起こしますのでご注意を!

  • 年末の忘年会後から身体が重たくて寝正月
  • 正月に腹を下して病院へ
  • 正月明けに体が重たくて仕事に行きたくない

そんな経験をした方、予防したい方は必見です!!

人は、”内臓に負担がかかると繋がりのある筋肉は緊張したり”、逆に”内臓と繋がりがある筋肉が姿勢の影響などで緊張すると内臓へ負担をかけることになる”という身体の関係があります。

つまり、内臓疲労で硬くなった背中のコリをほぐすと内臓疲労が緩和される可能性があるということです。

肝臓や胃腸に疲労が溜まると丸で囲んだ部分が硬くなりますので徹底的にほぐしましょう!

背中のコリを徹底的にほぐす!テニスボール背中ほぐし

気持ちよく背骨を動かす!背中反りストレッチ

背中のコリを芯から撃退!四つ這いツイストストレッチ

※無理のない範囲でエクササイズを行ってみてください。内臓疲労が緩和されるかもしれません。

内臓疲労のメカニズムをもう少し詳しく知りたい方は、胃痛や胃もたれの原因が背中のこり!?胃痛と胃もたれの意外な原因と解決方法をご覧ください。

内臓疲労を解消するゆとり整体

あき星では、内臓トラブルや自律神経失調症などに対して”ゆとり整体”というあき星オリジナルの整体を行なっています。

自律神経を整え、自己治癒力を高めることで様々な不調が緩和されていきます。今回の胃痛というケースも適応されます。

今回のエクササイズを行なって少しは変わったけど違和感がある方、慢性的に内臓疲労で悩まされている方は根本からの改善が必要です。

内臓疲労の苦しみは僕自身も経験者ですのでよく分かります。内臓疲労から解放され、清々しい毎日を一緒に歩んでみませんか?