前回、「腰痛は大きく分けて二種類!改善の鍵は腰痛を理解することから」という記事を書かせて頂き、
- 特異性腰痛:原因が特定できる腰痛で、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの「怪我や病気が引き金となり腰痛が出現しているもの」
- 非特異性腰痛:原因が特定しきれない腰痛で、医師が診察しても「厳密にどの組織の怪我か病気と断定できない腰痛」
の二つがあるとお伝えしました。
今回の記事では、「原因が特定されていない非特異性腰痛」に対して、あき星ではどのように原因を特定して、どのようなアプローチを行うのかを簡単にご紹介できればと思います。
あき星が考える腰痛の主な原因6つ!
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- 筋肉・骨/関節の問題
- 皮膚・膜の問題
- 呼吸・内臓の問題
- 脳・心の問題
- 脊髄・神経の問題
- 姿勢・歪み(運動連鎖)の問題
これらの原因を考えながら何が原因かを探り、一つ一つアプローチを行なっていきます。
【原因を追求する手順】
様々な腰痛となる因子を”問診”とあき星オリジナルの”身体チェック”を用いて原因を仮説します。
特に問診では腰痛の痛みについて詳しく聴いていきます。この”痛みの情報”を詳しく調べ、”身体チェックの情報”を統合させ、原因となる仮説を立てていきます。あとは原因仮説に対してアプローチを行い、心身の変化を調べていきます。
仮説が正しければ、心身に変化が生じますので、一番変化が大きい原因が見つかるまで、問診/評価⇆アプローチを繰り返します。
これを繰り返すことで、原因が追求され、効率良く腰痛を軽減させることができます。
※あくまで一例になります。異なることもありますので、まずはご相談ください。
【筋肉・骨/関節の問題に対するアプローチ】
- 筋肉の緊張をほぐす(ゆるめる)
- ゆるんだ筋肉を伸ばす(ストレッチ)
- ストレッチをして動きやすくなった筋肉を使い関節を動かす(運動)

【皮膚・筋膜の問題に対するアプローチ】

【呼吸・内臓の問題に対するアプローチ】

【脳・心の問題に対するアプローチ】

【脊髄・神経の問題に対するアプローチ】

【姿勢・歪みの問題に対するアプローチ】
デスクワークや車の移動が多くなった現代では誰もが陥りやすい姿勢の問題。
大半は同じ姿勢が続くことで身体が硬くなり姿勢が悪くなっていることが多いです。
しかし、忘れていけない場所が一つあります!それは”足元”です!!
立った姿勢で唯一地面と触れている場所が足になります。
扁平足や浮き指などで足の歪みがある場合、上に乗っている身体はバランスを取るように歪みを生じさせます。
体幹トレーニングやストレッチなどを行うことと、足元の歪みを整えることを同時に行うことが大切です。
足の形や大きさを測定し、特徴を理解し、足元のトレーニングやインソールの作成を行います。
腰痛軽減で大切なのは”原因を追求”すること
レントゲンやMRIで異常が写らなくても、腰の歪みや動きに障害が起きていれば”腰痛”という症状は出現します。
大切なのは、”どこの何が原因なのかを追求すること”
原因を追求し、的確なアプローチを行うことで、悩まされている腰痛から解放され、イキイキとした生活を送ってみませんか?
あき星では、腰痛を理学療法士や姿勢診断士などの観点から腰痛の原因を多角的に捉え、目の前の症状だけではなく、根本的に改善していく方法を導き出し、あなたのお身体に合わせたサービスを展開させて頂いております。
腰痛で悩まれている方は、ぜひご相談ください。