歳を重ねるごとに背中が丸くなる方が多いですが、それは背骨のカーブが減少している事と関係があります。

背骨のカーブが減少し機能が低下する事で、身体に加わるストレスが分散されず身体が前かがみとなり、背骨へのストレスが偏ります。

そのため、”腰痛”や”変形性腰椎症”などの症状が生じやすくなります。

更に、背骨で分散されないストレスを他の関節で分散させようとします。

そのため、他の関節で”痛み”が発生し変形性関節症や拘縮の原因となる可能性もあるのです。

最近転倒しやすい…原因は背骨の老化!?

徐々に歩行が困難となるのも背骨の機能低下が原因の時もあります。

乳幼児が歩行可能となる時期は腰骨の前カーブが発達し、頚椎/胸椎/腰椎でカーブが発生し、S字カーブへと大きく近付きます。

しかし、老化の影響でカーブが減少してしまうと歩くときに身体に加わるストレスを分散することができなくなります。

そのため、すり足で歩くなどの方法で身体へのストレスを軽減させるのです。

痛みがある方は同じような経験をしたことはないでしょうか。

痛みがあると小股で歩く、ゆっくりと足を踏むなど、普段とは違う方法で歩いた経験があると思います。

そんな時に杖をつく、歩行器や歩行車を用いるなど、道具を使うと歩きやすくなります。

それは物を使う事でストレスを分散させ、身体のバランスが取りやすくなったり、痛み部位へのストレスが分散されるからなのです。

腰や膝の痛みを減らす鍵は”背骨”の機能にあるかもしれません!

生涯元気でいるために、背骨の体操を始めましょう!

姿勢改善エクササイズ

【肘突き背伸び運動】

※実際に現場で行なっている動画になります。

 撮影・投稿の許可を得て掲載しております。

【キャット&ドッグ 背骨Ver】

 

自分の身体に合わせ、ご無理のない範囲で行なってみてください。

上手くできない場合は、ご相談をいただければお返事いたします。

さいごに

あき星では、姿勢改善を理学療法士や姿勢診断士などの観点から原因を導き出し、あなたのお身体に合わせたサービスを展開させて頂いております。

姿勢の悪さ、腰痛、膝痛で悩まれている方は、ぜひご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。