毎日の仕事や家事、育児、運動などで疲れが溜まっていませんか?
現代の日本では、約60%もの人が疲労を感じていると言われています。
日常で感じる疲労や倦怠感は、精神的・肉体的に休息を求めるサイン。
疲労が蓄積すると、体調は悪化し、思考能力の低下にもつながります。
働き過ぎや激しい運動、栄養バランス、睡眠不足などさまざまな原因が考えられますが、重大な病気が潜んでいる可能性もあり、たかが疲労と侮ってはいけません。
今回は疲れの正体とメカニズムについて分かりやすくご紹介させていただきます。
そもそも疲労とは?心や身体が限界を知らせる危険信号
そもそも「疲労」とは、日本疲労学会によると
「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」と定義されています。
分かりやすくまとめると、
「心も身体も限界なので普通に動くことが難しい状態です。休まないとやばいですよ!」と言う感じです。
つまり疲労は、痛みや熱と同じで、人間が心と身体を健康に保つために必要な危険信号なのです。
疲労には4つ種類がある
疲労は、身体の疲労、内臓の疲労、頭の疲労、心の疲労の4つに大きく分けることができます。
4つの疲労について分かりやすくお伝えします。
身体の疲労とは「筋肉の疲労」
長時間の同じ姿勢や運動不足による血流低下によるものから、過剰に運動をし過ぎてエネルギー不足に陥り疲労する場合もあります。
また、運動によって傷ついた筋肉では炎症が起き、筋肉痛といった症状となって現れます。
内臓の疲労とは「臓器の疲労」
内臓の疲労は身体の疲労と密接な関係を持ち、食べ過ぎや飲み過ぎ、過度なダイエットや激しい運動などが原因で起こる、胃腸や肝臓など内臓器に疲労が溜まった状態です。
食べ過ぎや飲み過ぎにより内臓が過剰に働いたり、過度なダイエットや激しい運動によるエネルギー不足などが原因となります。
内臓疲労が起こると、おなかの働きが低下することはもちろん、皮膚や髪の毛など全身のトラブルが起こりやすくなります。
頭の疲労とは「脳の疲労」
過度な緊張や長時間続く会議の後などに、ぐったり疲れを感じることがあると思います。
また、スマホやパソコンの使用時間が長いと目が疲れたり、情報が多すぎてまとめきれず頭の中が煮えたことはありませんか?
これらの症状が脳の疲労の特徴です。
心の疲労とは「精神の疲労」
心の疲労は脳の疲労と密接な関係を持ち、原因として、仕事(学校)と人間関係が真っ先にあげられます。
スマホやパソコンなど電子機器に1日中囲まれたテクノストレス。
仕事の成果、職場やプライベートでの人間関係。
歳を重ねることで発生するライフイベントの数々など。
つまり、心の疲労は脳で考えれば考えるほど脳疲労が蓄積され、心まで疲労していく傾向があると言うことです。
多くの人が感じやすい疲労のサイン
それぞれの疲労のサインがありますので自身の疲労はどのタイプか調べてみましょう。
【身体の疲労】
- 背中や腰が痛い
- 首や肩がこる
- 風邪を引きやすい
【内臓の疲労】
- 食欲がない
- 肌が荒れている(化粧ののりが悪い)
- 便秘や下痢が続いている
【頭の疲労】
- 集中しづらい
- 考えがまとまらない
- 目が疲れやすい
【心の疲労】
- 全身がだるく(倦怠感)何もしたくない
- 朝起きるのが辛くやる気が出ない(モチベーションの低下)
- 人に会いたくない
上記のサインが全体で3つ以上該当する方は疲労困憊の可能性がありますので注意が必要です。
さまざまなタイプの疲労が混在している方は今すぐ対策を打ちましょう。
どうして疲れるの?疲労のメカニズムとは
なぜ疲れるのか。以前は、運動すると筋肉中に増える「乳酸」が疲労の原因と長らく考えられてきましたが、今では乳酸は筋肉の活動を促進する有用な成分と考えられており、この説は10年ほど前に否定されています。
そして、乳酸に代わり疲労の原因とされているのが、自律神経説です。
心身の調子整える自律神経を酷使した結果、神経細胞が活性酸素による酸化ストレスで破壊され、疲労が起こると言われています。
同じ作業やスポーツを行う際、暑い日と涼しい日では疲れ方が全く違います。
これは暑いと体温調節などに自律神経を酷使するので疲労が増すからなのです。
他にも、事務作業やパソコン画面など近距離を見続け、集中しているときや暴飲暴食や睡眠不足などが続く生活習慣の乱れも自律神経が頑張り、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経について詳しく理解したい方は自律神経の乱れる原因と働きを整えるコツを分かりやすく説明します!で分かりやすく解説していますので是非お読み下さい。
さいごに
今回のコラムでは、疲れの原因についてお伝えしました。
あき星では「自律神経の働き」を数値化する機械を導入しております。
セルフチェックで調べることも大切ですが、実際のスコアを出すことで自律神経の働き度が明確になります。
「ずっと疲れている」「自律神経失調症」だと思われている方、「私は大丈夫」と思われている方、数値を測り視える化すれば一目瞭然です!
数値化することで現在の状況が分かり、状況に合わせた最善の対処法ができますので、是非受けて頂きたいと思います。
また、サービス前後に数値を測定することで効果があるかないかをリアルタイムで分かることも魅力的だと感じています。
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あき星は疲労で悩む全ての方々を応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。